こんにちは
ジャカルタに来てから本の虫と化している
節約主婦ちぃこです



テレビもネットもコロナコロナ、
人にも会えないしで
本がなかったら気が滅入っていたと思います。



そんな状況なので、
私が旦那さんにリクエストした
誕生日プレゼントは
バッグやアクセサリーではなく、
amazonギフト券
昨年も同じくアマギフをリクエストしました



いつもは月980円で読み放題の
Kindle Unlimitedを利用していますが
一旦解約して、
アマギフで読みたかった本を
読み漁っている日々です(・∀・)



そして、
今月のわくわくリストに
【話題の本を読む】という項目を書いたので
その中でも特に話題の本について
レビューを書きたいと思います



私自身の子供がいない現状や不妊の話など
一部デリケートな内容が含まれているので、
苦手な方はこの先読まないでくださいね(>人<;)




推し、燃ゆ/宇佐美りん著



推し、燃ゆ
宇佐見りん
河出書房新社
2020-09-10





今年の芥川賞受賞作。
「推し」「炎上」という
今どきの話題が純文学のテーマになっていること、
著者が芥川賞歴代3番目に若い女子大生作家、
デビューから2作目で受賞!
ということで話題になっていますね。



私の学生時代の「推し作家」は
綿矢りさだったのですが、
読むきっかけになったのはやはり
芥川賞を史上最年少で受賞!
というニュースでした。
記者会見の様子をニュースで見て
「こんなにかわいい小説家がいるのか!」
という、完全にビジュアルで入ったクチです。←



金原ひとみの「蛇にピアス」も読んだのですが、
当時の私には刺激が強すぎて「???」。
大学生の時に再読してやっと内容を理解しましたw



当時の私のように
今回のニュースで本を読むきっかけになった
学生さんは多いのではと思いますが、
逆に30代以上の方はちょっと敬遠するのでは。



33歳の私の第一印象も、
「若者の考えや文化なんて、
自分には分からない世界だな。」
と思っていました。



でも読後はしばらく余韻に浸るほど
共感できたんです。



具体的にどこに共感したのか、
ポイントを紹介します!




共感ポイント;
マイノリティの生きづらさ

本作の主人公あかりは
「普通の子と少し違う」女の子です。



部屋の片付けができなかったり、
物覚えが悪かったり、
それは日常生活に支障をきたすレベル。



高校では勉強ができないので留年の危機、
アルバイト先でも上手く仕事を回せなくて
家族を含む周りの大人達が
あかりに手を焼いている様子が
彼女の目線を通して描かれています。



それでも「なんとか生きている」
のは「推し」がいるから。



「推し」と自分はどこか似ている
と思うようになってから、
あかりは彼の全てを解釈しようとします。



この「同世代の子と少し違う」
という所に共感しました。



今、私の周りは出産ラッシュ。
自分も【結婚したら子供を作る】というのが
当たり前の流れだと思っていたのですが、
子供って簡単に授かれるわけではないのね… と、
毎月リセットの度に思い知らされます。



それでも周りはどんどんママになっていくし、
悲しいですが出産にはタイムリミットもある。
頑張っても周りに追いつけないもどかしさ、
不妊検査も異常なし、
何が原因なのか分からない
不安や苛立ちのようなものを感じます。



もちろん、
「周りがそうだから自分も欲しい」
という流行り物を欲しがる感覚ではないし、
子供の事は夫婦で話し合って決めた事です。
そうは言ってもトントン拍子にはいかなくて、
周りからどんどん取り残されていく焦りや
不安があるものです。



作中のあかりは、
漢字を覚えようと必死にノートに
書き写してみたりするけど
結局覚えられない。



自分なりに頑張って
周りに追いつこうとしているのに
上手くいかない。
「努力しても自分ではどうしようもできない、
 努力が報われない」
この絶望的な状況・様子が
痛いくらい伝わって来て、
今の自分の心情と重なりました。




人と違っても良い、
自分には自分のペースがある。

這いつくばりながら、これがあたしの生きる姿勢だと思う。二足歩行は向いてなかったみたいだし、当分はこれで生きようと思った。
(本文より引用)

この文を読むために
本作を読んだと言っても過言ではないくらい、
好きな部分です。



多様性の時代と言いますが、
まだまだ偏見というものは至る所に存在します。



そんなことを書いている私も
【日本の一般常識】で物事を考えがちです。
でも今いるインドネシアは
日本と文化や考え方が違うし、
インドネシアの人からしたら私は外国人なわけで。
日本の常識を押し付けるのは
いかがなものかと思います。
(心の中でイラついてますがw)



海外あるあるだと思いますが、
業者が時間通りに来ないのは当たり前だし
会計でお金をもたもた出してると
店員さんにめっちゃイラつかれるし、
勤務中関係なく店員さんが
売り場でお喋りして通路を塞ぐし、
暇な時は堂々とスマホを触っている始末…笑



「日本ならあり得ない光景」がわんさかですw
書店員だった頃は
勤務中は私用のスマホ禁止、
お客様が選んでいる近くの書棚では作業しない、
お客様へは常に笑顔で対応!と教育されました…(*´Д`*)



インドネシアも笑顔で対応してくれる店員さんは多いですが、
ぴったりついてくるからそれもちょっと慣れません…w



世界には色んな人がいて、
色んな暮らし方や生き方がある。
私なんかは「みんなと同じ」を好んでしまうけど、
自分ではコントロールできない事に悩んでは
卑屈になったり、人と比べて落ち込んだりと、
自分を生きにくくさせているのは
自分自身なのかも。
と、本作を読んで思いました。



みんなと同じ二足歩行じゃなくてもいい。
自分のペースでゆっくり進んでいけば良いのか、
と気づけました(*・ω・)(・ω・*)



本を読んで感じ方は人によって違うので、
これはあくまでも私個人の感想ですが
「推し、燃ゆ」は私のようなアラサーでも
楽しめる作品でした



ページ数も144ページと薄いので
読みやすいです



気になった方はぜひぜひ、
店頭でチェックしてみてくださいね



長くなりましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました



           \\  SNS・その他リンクはこちら //

▽Instagramも更新中です♩
     image



▽サンキュ!STYLEで家事テクを中心に記事を書いています
image



▽Twitterでは本の感想を記録しています。




▽ポチッと押していただけると励みになります
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 二人暮らしへ
にほんブログ村